吉田 亘応用生物学部准教授らの研究成果が英国王立化学会の学術雑誌「Analytical Methods」の2023年19号の表紙を飾りました。
DNAのメチル化とは主に、シトシン(C)とグアニン(G)の連続配列(CpG)中のCがメチル化される反応のことであり、遺伝子発現制御において重要な役割を果たしております。正常な組織・細胞では正常なCpGメチル化パターンが形成されておりますが、がんや中枢神経疾患等、様々な疾病でこのCpGメチル化状態が異常となることが知られております。本研究では、メチルCpG結合タンパク質融合蛍光タンパク質を作製し、これを用いてメチル化状態が異常となった遺伝子を検出する新たな手法を開発しました。
【論文情報】
論文名:Detection of CpG methylation level using methyl-CpG-binding domain-fused fluorescent protein
著者名:Marika Fujita, Masanori Goto, Masayoshi Tanaka and Wataru Yoshida
掲載雑誌:Analytical Methods (2023) 15, 2294-2299
URL:https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2023/ay/d3ay00227f
■吉田亘研究室WEB:
https://yoshida-lab.bs.teu.ac.jp/
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