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インシデント対応の自動化と日常業務への応用 - @IT

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ガートナーの米国本社発のオフィシャルサイト「Smarter with Gartner」と、ガートナー アナリストらのブログサイト「Gartner Blog Network」から、@IT編集部が独自の視点で“読むべき記事”をピックアップして翻訳。グローバルのITトレンドを先取りし「今、何が起きているのか、起きようとしているのか」を展望する。

 私は以前自動化アーキテクトとして働いていたころ、あるアイデアに強い興味を持った。

 そのアイデアは、私たちがインシデント対応の最初の自動化ワークフローを構築したことで実現された。そのワークフローは、あまり洗練されていなかった。ファイルシステムの容量が少なくなるとトリアージを実行し、その情報を盛り込んだチケットを送信し、アクションにつなげるというものだ。ITサービスマネジメント(ITSM)プラットフォームで作成されるインシデントがトリガーになっていた点がユニークだった。

 このアイデアの真価は、何ができるかを組織が理解するための一般的なフレームワークを示したことにある。そして、このワークフローでできることは、イベントドリブンの自動化だった。

 私たちはその後すぐに、問題の修正を自動化するステップを追加し、このワークフローを改善した。これにより、同じワークフローで突然、数百のチケットを処理できるようになり、人間が対処措置を講じることはまれになった。非常に優秀な人材チームがその実現に奮闘し、成功を収めた。

 このワークフローはどんな価値をもたらしたのか。インシデントの発生後に、解決プロセスが人間の作業を待つことなく、自動的に高速実行されるようになったことに価値がある。

人間がチケットを見なくても、自動的に解決が進む

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