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目指すのは、革新的技術を社会に応用し より良い未来を創造できる人材[Sponsored] - 産経ニュース

2024年4月、日本に現存する私立工業大学として最も歴史のある千葉工業大学に、未来の世界を情報でリードする新たな2学部、「情報変革科学部」と「未来変革科学部」が誕生する。今回はこの革新的な新学部の概要と、その中で、今社会的に大きな注目を集めるDX(デジタルトランスフォーメーション)などを担う人材を育成する未来変革科学部にスポットを当て、学びの核心を探る。

千葉工業大学の新学部は、情報変革科学部が情報工学科、認知情報科学科、高度応用情報科学科の3学科、未来変革科学部がデジタル変革科学科、経営デザイン科学科の2学科から構成される。

同大学は、早くから情報・社会科学分野の可能性と重要性に着目し、1997年には日本初の情報ネットワーク学科を開設。そして今、これからの情報・社会科学は、その“領域間の空白”が新たな未来の社会システムを創り出すという考えのもと、情報科学と社会科学の融合的思考の必要性から、革新的な2学部を新設するのである。

変革センターとの連携でシナジーを創出

新学部の学びと人材育成において、重要な役割を果たすのが2021年に開設された「変革センター(Center for Radical Transformation: CRT)」だ。それは、社会のあらゆる分野の研究者が集まり、既存の学術分野の枠組みを超えて新しい「知」の創生を目指すこのCRTとの連携が、新たな2学部の人材育成に不可欠だからである。

新学部が養成・輩出を目指しているのは、単なるIT技術者ではない。目指すのは、革新的な技術を形にし、社会をより良くしていくため、新しい技術的プラットフォームや文化的なアウトプットを創造・設計・構築できる人材の育成である。まさに、既成概念にとらわれない、新たな研究を推進するCRTとの連携が大きなシナジーを創出するのだ。

実際、CRTは改ざんが不可能なオンライン証明書であるNFT(非代替性トークン)の学位証明書を発行するなど、新しい技術を社会に役立てる事例を誰の目にもわかる形で具現化。千葉工業大学の学生たちは、新たな知識・技術を実社会に応用することの価値を、実感を持って学んでいるのである。

文理の枠を超え次世代のDXを担う人材

そうしたCRTとの連携の中で、情報変革科学部は、情報工学の基盤技術や応用技術についてハードウェアとソフトウェアの両面からアプローチし、変化の激しい世界でのICT(情報通信技術)を設計・開発できる人材を育成する。一方、未来変革科学部は、複雑な数理的思考やデータサイエンスのスキルが求められる経営工学や社会デザインの分野で、いまや不可欠となった情報処理のテクノロジーを有機的に活用し、DX化の推進など実践力と即戦力を持った人材を育成していく。いずれも、新しい技術を社会にどう活用すべきかというフレームで考えられる人材だ。

とりわけ今回注目した未来変革科学部は、理系や文系という枠を超えた人材育成に注力。まずデジタル変革科学科では、次代のDXを担える人材育成を目指し、組織や事業を俯瞰できる視点を養うべく、経営・プロジェクトマネジメント・金融、さらにそれらを裏から支えるサイバーセキュリティなどへの学びを深める学科だ。

学びの特色を見てみると、データとデジタル技術を活用し、得られた最先端の知識・能力を駆使して社会やビジネスの変革をリードするための学びといえる。具体的には、劇的な変化の中で新しい社会やビジネスを描く手法を学び、さらに、デジタル技術や情報通信技術、データサイエンス、セキュリティなどの最先端の技術を修得する。その上で、デジタル化した社会やビジネスに対応できる専門的なスキルを身につけていくのだ。

デジタル変革科学科の学びの特色

学生に求められるのは、チームで学べるコミュニケーション能力やリーダーシップ、行動力だ。また、社会課題が発見できる力や自ら新しいことにチャレンジする自主性、一つのことに取り組める集中力、そして粘り強く考え継続的に努力できる力を伸ばすことが重視される。さらに、社会変革や社会貢献に対する意欲や、将来起業したい独立心などが求められ、それらを育む学びがここにはある。

先進技術で持続可能社会の課題解決を探る

一方、経営デザイン科学科においては、ICT(情報通信技術)とビジネスの視点を身につけ、現実世界と仮想世界のさまざまなデータを相互連携し、魅力的なビジネスや価値を創造するための、高度なデザイン&マネジメント手法を学ぶ。

学生はそうして身につけた最先端の情報技術を駆使し、持続可能な社会の課題解決方法を探るのである。具体的には、サイバーフィジカルシステムやコンピュータ科学、ネットワーク技術、セキュリティ、システム思考などのデジタル技術を学習。また経営工学や管理会計、ものづくりマネジメント、ベンチャービジネス、プロジェクトマネジメントなどのマネジメント能力も養う。さらにSDGsやライフサイクルアセスメント、資源・エネルギー管理、地方創生、交通システムなど、環境共生に関わる知識も習得していく。

経営デザイン科学科の学びの特色

求められる学生像は、データサイエンスと情報技術などの経営工学の知識を活かしたビジネスで活躍を目指す人材、また、長期的な視点で経済や社会、環境に対する影響を見据え、行動できる力を身につけたい人材である。さらに、自らの可能性を高め、経済価値と社会価値を両立させる提案を通し、未来社会へ寄与する人材も求められている。

学生はこうして力を磨き、自らのキャリアデザインを描くのだ。デジタル変革科学科の想定される主な進路は、製造、流通、医療・健康、モビリティ、インフラ、行政などの設計・IT技術者など。経営デザイン科学科は、メーカー、経営コンサルタント、金融、商社などの一般企業や、官公庁などの経営管理・生産管理者を想定しており、活躍のステージは両学科とも実に幅広い。

2024年4月、千葉工業大学に誕生する「情報変革科学部」と「未来変革科学部」がリードする未来は、そこに学ぶ学生たちが世界で活躍する未来である。同時にそれは、自らの意志で変えていくことが可能な未来でもある。

提供:千葉工業大学

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