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理工学研究科 環境・応用化学科専攻 増尾貞弘研究室の学生2名が ... - 関西学院大学

久保直輝さん(理工学研究科 博士課程後期課程2年生 環境・応用化学科専攻 増尾貞弘研究室)と吉岡美結さん(理工学研究科 博士課程前期課程2年生 同研究室)が、2023年7月23日から28日にかけて札幌で開催されたThe 31st International Conference on Photochemistry (ICP2023)において、「ACS The Journal of Physical Chemistry C A Poster Award」を受賞しました。

ICP2023ではテーマとして、基礎的な光化学から理論化学、環境化学、エネルギー変換、触媒化学、材料科学まで幅広い学術分野を取り扱い、2人が行った発表はそれぞれ「Poster Award」に相応しいと評されました。

発表概要はそれぞれ、以下のとおりです。


【タイトル】
Construction of Ordered Perovskite Nanocrystal Aggregates by Supramolecular Approach
【発表者】
Naoki Kubo, Mitsuaki Yamauchi and Sadahiro Masuo
【概要】
近年、ペロブスカイトナノ結晶は、LEDなどの発光材料や太陽電池材料として盛んに研究されています。
このペロブスカイトナノ結晶を効率よく活用するためには、ナノ結晶を自在に配列させることが必要不可欠です。
本発表では、有機分子の様々な自己集合構造を利用することで、異なるナノ結晶配列を作成可能であることを見出した結果について報告しました。


【タイトル】
Evaluation of Energy Transfer from Multiple Excitons in a CdSe Quantum Dot to Multiple Perylene Bisimide Molecules
【発表者】
Miyu Yoshioka, Mitsuaki Yamauchi and Sadahiro Masuo
【概要】
近年、半導体量子ドットは非常に効率よく光を吸収できるため、高性能太陽電池材料や発光材料として盛んに研究されています。
本発表では、量子ドットの表面に有機分子を吸着させることにより、量子ドットが光吸収で得たエネルギーを有機分子に受け渡し可能であることを見出した成果について報告しました。


【関連ページ】
増尾貞弘研究室(ナノ材料光科学研究室)ホームページ外部サイトへのリンク

第31回光化学国際会議外部サイトへのリンク

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