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【卓球技術】上と下を出し分ける!ペンホルダーの裏面サービス ... - 株式会社ピンポン

最初は入れることも難しい裏面サービスですが、慣れてくると色々な回転を出すことは可能です。

「これができると試合が変わる!脱中級者講座」の第33回では、ペンホルダーの裏面サービスの回転のかけ方のコツを、加藤コーチの技術指導を通して詳しく見ていきましょう。


【加藤拓也(かとう たくや)】京都府・洛東高等学校から京都産業大学を経て、現在は天王山卓球スクール北山店でコーチを務め、子どもから大人までを幅広く指導する。戦型は右利きの中国式ペンホルダーでフォア表ソフトバック裏ソフト。中学生から卓球を始めながら、全国大会出場経験も持つ。自身の個人チャンネルであるKATO卓ちゃんねるでは、中ペン、表ソフトの技術をメインに練習や試合の動画を多く配信している。‬(写真提供:本人)

このページの目次

裏面サービス応用

加藤:今回は裏面サービスの応用編です。裏面サービスの横上回転、横下回転、そして真上回転の出し方について解説していきたいと思います。

横上回転と横下回転を出し分ける上で大事なのは、ボールとの当たり方です。それを踏まえた上でサービスを解説していきます。

①横上回転

加藤:まずは横下回転の出し方について解説します。

横下回転を出す上で大事なのは、ラケット面をやや上に向けることです。人差し指でラケットを押し込むようなイメージでやることでラケットが上に向いてくれて下回転が出しやすくなります。

これでも少しやりにくいと感じる方は、前腕と肩を内側にひねるようなイメージで形を作りましょう。形を作ってしまえばスイングするだけでボールの下側を捉えてくれます。白線に沿った重心移動を使ってスイングしてあげることによって勝手に下回転が飛んでいきます。

少しやりにくいと感じる方は、インパクト後にラケットを上にあげるとボールを押さえ込みやすくなると思います。

②横上回転

加藤:次に横上回転の出し方について解説していきたいと思います。

横上回転サービスを出す時は、ボールの側面を捉えます。そのために、ラケットの先端を下げてボールの横を捉えやすいようにしましょう。
この時、ボールの真後ろを捉えるようにサービスを出すと横回転がかからないので注意しましょう。

あとは重心移動ですね。ラケットの形さえ作ってしまえば横回転はかかってくれるのでそれに合わせて重心移動を行っていきましょう。

コントロールするのが難しいという方は、インパクト後にラケットを下にさげると良いでしょう。

③真上回転

加藤:次は真上回転です。

真上回転を出す時のポイントは、ボールの真後ろを捉えて、手首と指を使うということです。手首でラケットの先端を上に押してあげるイメージです。(人差し指と中指を少し曲げるような動作になります。)
この先端の動きによってボールに強い上回転をかけることができるので、あとは重心移動を加えてサービスをします。

このサービスは相手の手元で伸びるようなサービスになります。覚えることができると試合で有効なので、是非とも覚えていただきたいサービスです。

実際のお手本動画 5:31~

動画はこちら 【卓球】初心者でもできる裏面サーブ(応用編)上と下を出し分けるポイント!

KATO卓ちゃんねる

KATO卓ちゃんねるはこちら

【連載】これができると試合が変わる!脱中級者講座(加藤拓也コーチ編)

>>【連載】これができると試合が変わる!脱中級者講座(加藤コーチ編)

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