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高血圧で個人の治療効果予測 機械学習モデル応用 京大など手法開発 - 科学新聞

井上浩輔特定准教授

発症リスクの高い人ではなく、治療効果の高い人を選別することができれば、全体として大きな治療効果が得られ、リスクが高くても効果が低いと推定される人は、別の治療法を選択することができる。京都大学大学院医学研究科・白眉センターの井上浩輔特定准教授、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の津川友介准教授、スタンフォード大学のスーザン・エイシー教授らの研究グループは、最先端の機械学習モデルを応用することで、高血圧治療で効果の高い人を特定する手法を開発した。井上特定准教授は「今回は高血圧治療について、一人ひとりの治療効果を予測できることを示したが、同じコンセプトで他の治療にも適用できる。将来的にプログラム医療機器などの開発につなげたい」と話す。

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