しかし、富山―千歳などANA直行便は採算が合わないのか欠航となっています。これまではマイルを使い飛行機で移動していたので、気軽に北海道に行けましたがコロナ前の状況に戻るのは時間が掛かりそうです。
法人税なども個人のクレジットカードで支払うことにより、100円につき1.5マイルを貯めていましたが、マイルの価値が落ちるとは思いませんでした（ 使い勝手が悪くなっているため ）。知り合いの北海道の大家さんも、富山に来る予定が欠航のためなくなりました。
それでも、第二回目のグッチ（ 子だくさん ）サラリーマン卒業記念セミナーを開催した結果、東京や大阪等、色々な場所から約30名が参加してくださいました。大いに盛り上がって嬉しかったです！
車で移動し、密を避けたバーベキューは今後さらに流行っていくと思います。バーベキューのあとは花火など行い、童心に戻り楽しかったです。夜中の3時まで飲んで、雑魚寝して帰りました。
今回の会場になったのは吉川英一さんから譲り受けた吉川さん爆誕の地です。今後、不動産の聖地にしていこうと考えています（ 笑 ）。がっつり活用できて良かったです。
しかし、朝の8時に近所の班長さんから電話があり、「 セミナー中やバーベキュー中、車が歩道にはみ出していた！ 同じようなことが続けば警察に相談します！ 」と釘を刺されました。
自分の実家もセミナー会場と同じくらい田舎にあるので、近隣住民でどんな会話がなされて注意が飛んできたのかは容易に想像できます。ちなみに実家の周りでは、こんなイベントは出来ません（ 笑 ）
「 硬直化した田舎を変えるのは”よそ者、若者、馬鹿者” 」と言いますが、ワタクシ全部当てはまります。田舎の同調圧力に入り込む気はありませんが、ケンカしてもしかたがないので、ほどほどの距離間で仲良くやっていこうと思います。
そんなわけで、今後とも懲りずに開催し、地域をザワつかせていきます。もちろん駐車場も問題も解決していきますよ！（ 増設＆公民館の駐車場を借りるなど ）
■ 滞納者との距離感と新たな人生
また、健美家コラム62話に書いた家賃を滞納されている方にも動きがありました。
参照：42万円滞納の入居者を退去させない理由。コロナ関連情報との付き合い方。
もともとは、戸建てからセミナー会場に改造するまでの仕事を振ろうと思っていましたが、セミナー会場も完成した後も、「 仕事がないですか？ 」と言われていました。
ただ、自分としても無理やり仕事を作って発注するのは金銭的な体力がいりますし、なんだか本末転倒のような気もします。（ 実際に最後の方は自宅の庭の整備など手伝ってもらいました・笑 ）
そこで、福祉協議会に行ってもらい、最大限、行政の世話になるように伝えました。具体的には、生活福祉資金の特例貸付を申込んでもらいました。
参照：生活福祉資金の特例貸付
単身世帯だと、月15万円を最大3カ月間貸してもらえるそうです。すでに面談をしたようで、審査の結果待ちだそうです。据置期間１年、返済は10年間です。45万円を10年だと、年間4.5万円で月々4千円いかないくらいの返済額ですね。
さらに、今回は特例措置として、償還時に所得の減少が続く住民税非課税世帯は償還を免除することができるそうです。
持続化給付金や、コロナ融資など事業者向けばかりに目が行きますが、他に個人にもいろいろ制度があります。しっかり調べて活用していくのが大事だと思います。
また、自主管理をしている人は、入居者が困っていたら制度を教えてあげるのも親切かと思います。（ 滞納、夜逃げの前に案内ですね ）
そして、今後のことについてこの入居者の方と話し合いました。私も無限にお金があるわけではないし、本来の状態に戻ること（ 普通に家賃を払ってほしい ）を目指そうと伝え、ズルズルいきそうな状況をなんとか改善したいと伝えました。
そんなある日、知り合いの解体現場への派遣業をしている社長さんにこの滞納者の話をすると、「 解体現場は非常に忙しいから手伝ってほしい！ 」ということで二人をおつなぎすることができました。
その結果、この滞納者さんの仕事ぶりや人柄を認めてもらえたようで、その方の会社で働くことになりました！ 生活を立て直したかった入居者さんにも、人手不足だった社長にも感謝され、私の滞納も無事に解消されそうです。
また、アパートを新築する予定の土地に古家が建っているのですが、この会社さんに古家の解体をお願いすることになりました。他の業者に相見積もりをし、比較検討しましたが、その上で安い金額を提示して頂けました。
ありがたいことだと思います。まとめると、このような人間関係やご縁を今後とも繋げていきたいと考えています！
入居者への「 支援や援助 」は素敵ですが、バランスが崩れて「 依存や搾取 」になると共倒れになる可能性もありますし、そうなれば遺恨を残すことにもなりかねません。
今回、初めて入居者の方と深く関わってみて、お互いの距離感や立ち位置など、いろいろと勉強になりました。今後は基本的にはドライな店子と大家の関係を目指していきたいと思います（ 笑 ）
■ 新築アパートの間取りが完成
そして、次回の新築の図面もブラッシュアップ出来てきました。こういう時は仲間のアイディアを積極的に借ります。
写真は７月末でサラリーマンを卒業したグッチ（ 子だくさん ）と、平日の昼間からカフェで珈琲を飲みながら作戦会議をしている様子です。
その後、ポールさんと同じく若手大家仲間のチャケウピーも合流しました。平日の昼間に一緒に遊べる友達が増えた嬉しさを感じています。
さて、今回のアパートは6部屋で内階段という間取りです。得意の入口には防犯カメラとオートロックをつけてセキュリティを高め、設備も一坪風呂を入れて豪華な仕様となっています。
一般的な連棟ではないので中部屋ができず、全部屋が角部屋となります。ベランダや共用通路が屋外ではないので、メンテナンスコストが抑えられます。
富山は雪や雨が多く、春は花粉も飛ぶので外で洗濯物を干す期間は短いのです。天気の悪い日が多い地域は、サンルームや浴室乾燥機があると喜ばれます。
お風呂の脱衣所をサンルームと兼用することにより日々の洗濯も楽にする、二階の階段部分を潰して部屋にして、居住面積を広くするなど、細かな工夫がたくさんあります。
2階の階段からすぐに扉があり危ないなど、まだ完成した図面ではないですが、じっくりと見て頂ければと思います。
建築予定の地域はワタクシも在住している滑川市です。人口は3万人ほどで、古くなった1Kや1Rの家賃下落圧力は強めです。長期的に戦えるように広さと優位性のある間取りを考えています。
想定の入居者は法人、アッパークラスの個人、新婚、カップル、シングルマザーなど。広めの1LDKは多くの層にアプローチできるのも良いですね。
近隣で新築を建てている大手アパートメーカーが募集している最高値の家賃を目指すことが出来れば、利回り10％は余裕です（ それが難しいのですがｗ ）。
富山市と違い、この近隣には似たようなアパートがないので差別化に繋がると思っています。田舎にはリスクもありますが、田舎ならではのメリットもあります。
新築は「 その地域で一番の物件を作る権利 」と吉川英一さんに教えて頂きました。お金を掛け過ぎずに知恵と工夫で良いアパートを作ろうと考えています！ それでは次回、またお会いしましょう。
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August 28, 2020 at 05:13AM
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滞納入居者の新たな人生。新築アパートの間取り完成。田舎でのセミナーと近隣からの苦情。|不動産投資の健美家 - 健美家株式会社
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