人工知能プロジェクトマネージャー試験 公式テキスト概要
今や産業や業態に関わらず、AIの活用はますます求められています。
しかしAI開発の現場では、まだまだ作り手と利用者の間に意識とスキルのギャップがあり、AIプロジェクトを成功へリードできる人材は不足していると感じます。
当団体が推進する「人工知能プロジェクトマネージャー試験」は、AIの作り手側と利用者側の壁を越え、事業ニーズをとらえたAI開発を推進できる人になることを理念に掲げ、2021年5月1日(土)より開始した我が国初*の本格的AIマネージャー職向けの資格試験です。
*:資格試験開始時の一般社団法人 新技術応用推進基盤の調査範囲による
「AIプロジェクトの企画力 / 検討力」
「AIを開発させる技術 / 使いこなす技術」
「困難を超えてプロジェクトをやりきる力」
上記を身につけるべく、人工知能プロジェクトマネージャー試験では分野A~Gまで7つの分野を設定しています。これら出題範囲を網羅した学習を支援するため、2023年12月22日(金)より公式テキストを発売いたします。
年末年始の落ち着いた時間に、ご自身のキャリアの棚卸やスキルアップにもお役立ていただければ幸いです。。
著者:谷村 勇平
(一般社団法人 新技術応用推進基盤 理事)
発売日:2023年12月22日(金)
販売価格:全分野収録版:
2,980円(税込価格3,278円)
ページ数:A5版 330ページ
購入方法:
下記公式ページよりご購入ください。
(https://rope.newtech-ma.com/)
(2023年12月22日公開予定)
公式テキスト目次
まえがき
人工知能プロジェクトマネージャー試験について
序章:前提理解
AIプロジェクトを成功させる人材とは
【コラム】AI、データサイエンス、機械学習…言葉の定義
AIプロジェクトの性質(特徴)
AIプロジェクトの進め方(全体像の理解)
【コラム】アルゴリズムとモデル
AIプロジェクトにおけるマネージャーの役割と心得
【コラム】2023年現在のAIの実力について
第1章:分野A「目標設定能力」
目標とはなにか
正しい目標を立てることに役立つ基本的な哲学
目標(企画)設定の手順
ありがちな「失敗した目標設定」とその結末
本分野の能力を高めるには:確認問題
第2章:分野B「統計的理解」
AIプロジェクトのマネージャーに必要な理解の粒度
統計学とAIの違いは何か
AIプロジェクトに必要な統計学知見
「データの理解」の工程
「データの準備」の工程
【コラム】個人の主観的体験を馬鹿にするな
「モデルの作成」の工程
【コラム】教師あり学習と教師なし学習
【コラム】強化学習と敵対的生成ネットワーク(GAN)
本分野の能力を高めるには:確認問題
第3章:分野C「統計理解の実装力」
モデル構築の為のスキルとは
【コラム】AIエンジニアの言語はPythonかRか?
環境準備
一般的によく使われるIDE・ライブラリ
【コラム】スクレイピングには気を付けよう
コーディングの学習
本分野の能力を高めるには:確認問題
第4章:分野D「モデルの評価 / 向上能力」
モデルを評価 / 向上するとは
モデル評価の基本的な哲学
モデル評価と改善の基本手法
【コラム】なぜ視覚的な評価が必要か?
モデルを改善する
【コラム】AIができること / できないこと
本分野の能力を高めるには:確認問題
第5章:分野E「システム構築能力」
AIプロジェクトマネージャーに必要な「システム構築能力」とは
システムの基礎知識の確認
【コラム】エッジコンピューティング
商用化システムの構築において行う主なこと
本分野の能力を高めるには:確認問題
第6章:分野F「プロジェクト遂行能力」
「プロジェクト遂行能力」とはなにか
ヒューマンスキルを高めよう:進行度別にみる「ありがちな課題」への理解
ヒューマンスキルとテクニック:ありがちな課題をふまえたマネージャーの対策
【コラム】プロジェクトマネジメントに有用なツール
本分野の能力を高めるには:確認問題
第7章:分野G「法令理解」
AIの原則と法令理解のポイント
企画現場での法務議論
開発現場での法務議論
【コラム】Chat-GPTやStable Diffusionそのものの法的議論
本分野の能力を高めるには:確認問題
おわりに
参考文献一覧
公式テキスト発売の背景と利用方法
当団体は「時代と共に新たに登場するテクノロジーの、ビジネス活用推進エンジン」となることをミッションとし、技術戦略や研究企画の立案、技術マーケティング、最新技術の業務活用など、”技術×ビジネスのスキル”を持つための人材育成等に取り組んでまいりました。
人工知能プロジェクトマネージャー試験は、どの産業の企業にとっても今後の活用が不可欠な人工知能(AI)について、AIを使いこなす人材の育成に貢献するよう開始したものです。幸いにも、これまで多くのご関心を頂くことができました。
その中で、「個人で自習するためのテキストが欲しい」、「(法人研修後に)学びを深めたり、復習できたりする教材が欲しい」といったお声も頂戴してまいりました。
そこで、試験分野別に解説を行った公式テキストの販売に至りました。
2023年のAI業界はChat-GPTブームにはじまり、かつてのDeep Learningブームを彷彿とさせるように、再びAIの活用範囲が広がりました。企業的にも社会的にも多くの側面でAI活用の期待が広がる中で、その学びの重要性はさらに高まっていると感じています。試験合格を目指す方だけではなく、AIに関心あるビジネスマンの方が実践に向けて踏み出し、「AIを活用できる人材」として活躍するために、ぜひ本テキストもご活用いただければ幸いです。
試験内容のアップデートについて
当試験も開始から数年が立ち、その間、社会のAI実装も進んできました。また、ノーコードツールやクラウド開発環境の普及や学習済みモデルの進化、Chat-GPTやGeminiといった新たなトレンドのモデルの登場など、AI開発を取り巻く環境は変化しております。
そこで、「AIを活用するリーダーの為の試験」というコンセプトはそのままに、試験内容を時代に合わせてアップデートいたしました。
ぜひ公式テキストの内容もご覧になったうえで、試験合格にもご挑戦頂ければと思います。
試験シラバス
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主催者:一般社団法人 新技術応用推進基盤
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試験公式ページ:https://newtech-ma.com/aipm/
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試験時間:合計90分 ※各制限時間内に回答すること
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出題数:大問で78問 ※大問中に複数の小問が入ることがある
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配点:990点満点 合格基準は80%程度の正答率 ※試験に応じ合格水準は調整が入る場合がある
出題形式と制限時間:出題は択一式 ※ただし、回答の為に計算が必要なものがある
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各分野はいくつかの小分類に分かれており、小分類毎に制限時間が設定されている。制限時間内に回答の上、次の小分類に進む必要があり、すべての小分類で制限時間いっぱいまで使用した時間が、各分野に設定されている合計制限時間である。すべての分野で制限時間いっぱいまで使用した場合、試験全体の合計時間は90分となる。
出題範囲:公式ページのシラバスに準ずる
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受験環境:WEB試験にて実施
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授与資格:合格基準を満たしたものに一般社団法人 新技術応用推進基盤認定の「人工知能プロジェクトマネージャー」の資格を授与する
お問い合わせ先:一般社団法人 新技術応用推進基盤について
本社:東京都 千代田区 九段南 1-5-6 りそな九段ビル 5F
代表者:代表理事 谷村勇平
設立:2019年9月
事業内容:人工知能に関する資格試験の提供、法人研修の提供、技術調査・コンサルティングの提供、ツール・レポートの配布など
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