図:開発した教材の先端的かつ系統的なモジュールの構成 (簡単な分子系から触媒などに活用される複雑な分子のモデリングまで、 有機・無機・物理化学化学を学びつつ先端的な分子論を身につけることができる)
2023年1月期にニュース掲載された、理論化学研究室の論文誌が、2023年の年間 most accessed paper に選定されました![2023/12/14]
化学が関わるあらゆる分野において、現象の説明や予測に量子化学計算や機械学習を用いることが必要不可欠になっています。しかし一般に、それらの技術の教科書的知識を、先端的な化学研究に直接応用することは困難です。この度、理工学部応用化学科・理論化学研究室(森 寛敏 教授・黒木 菜保子 助教)は、立教大学理学部の望月祐志教授と共同し、有機化学、無機化学、物理化学など化学のあらゆる分野の知識の融合を促進し、教室での学習と化学研究のギャップを埋めるための、計算化学に基づく教材を開発、世界に向けて Web 公開しました(Computational Chemistry Course)。この実験教材は、弱い分子間相互作用や化学反応などを段階網羅的に扱っており、複数分野の講義の知識を互いに結びつけ、より深い理解を促すように構成されています。本成果は、オープンアクセス論文として、2023年1月に Journal of Chemical Education 誌に採択(カバーアートにも採択)され、2023年の一年間に同雑誌中で最も多くダウンロードされた論文(発展途上国を含む 206 カ国から16,687 DLs)となりました。
【掲載論文】 J. Chem. Educ., 100, 647–654, (2023).
(オープンアクセス;どなたでも無料で閲覧頂けます)
Inside Cover, Most Downloaded Article in 2023.
【タイトル】Practical Computational Chemistry Course for a Comprehensive Understanding of Organic, Inorganic, and Physical Chemistry: From Molecular Interactions to Chemical Reactions
【著 者】N. Kuroki1, Y. Mochizuki2*, H. Mori1*
(1中央大学理工学部応用化学科・2立教大学理学部化学科)
ご興味をお持ちの方は、以下のリンク先をご覧下さい。
J. Chem. Educ. 誌 論文
from "応用" - Google ニュース https://ift.tt/dj16a9U
via IFTTT
Bagikan Berita Ini
0 Response to "理工学部応用化学科 助教 黒木 菜保子・教授 森 寛敏らの論文が Journal of Chemical Education 誌の 2023年 most ... - 中央大学"
Post a Comment