文部科学省は2023年8月25日、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」の認定結果を公表した。2023年度はリテラシーレベル165件・応用基礎レベル83件を認定。このうち先導的な取組みを有する14件(各レベル7件)は、認定教育プログラムプラスとして選定された。
数理・データサイエンス・AI教育プログラムは、同分野に関する知識や技術について体系的な教育を行う大学・短期大学・高等専門学校の正規課程を文部科学大臣が選定する認定制度。課題を解決するための基礎的な能力を育成する「応用基礎レベル」と、実践的な能力を育成する「応用基礎レベル」にわけ、大学などの教育プログラムを選定している。認定期間は3年間(初認定5年間)。
2023年度は3月3日~5月15日の間に公募を行い、同認定制度の審査委員会による審査の結果、新たに「リテラシーレベル」に165件、「応用基礎レベル」に83件が認定された。また、認定(既認定を含む)された教育プログラムの中から、先導的で独自の工夫・特色を有するものを「認定教育プログラムプラス」として各レベル7件、計14件を選定。2023年8月時点の総認定数は、「リテラシーレベル」382件、「応用基礎レベル」147件となった。
「認定教育プログラムプラス」は、リテラシーレベルに、東京医科歯科大学、富山大学、大阪大学、神戸大学、佐賀大学、日本医科大学、北陸大学の国私立7大学。応用基礎レベルに、神戸大学、和歌山大学、九州工業大学、筑波大学(理工学群)、大阪大学(工学部)、大阪大学(基礎工学部)、武蔵野大学(データサイエンス学部)の国私立7大学(うち4校は学部学科単位)が選ばれている。
2019年に政府が策定した「AI戦略2019」では、デジタル社会の「読み・書き・そろばん」である「数理・データサイエンス・AI」の基礎などの必要な力をすべての国民が育み、あらゆる分野で活躍する環境を目標に掲げている。具体的には2025年度までに、リテラシーレベル(約50万人/年・すべての大学・高専生)、応用基礎レベル(約25万人/年)、エキスパートレベル(約2,000人/年)、トップレベル(100人程度/年)の育成を目指している。
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