既存の学部・学科の枠組みを超えてデータサイエンスやAIを学ぶことにより新しい価値を創造し、かつ持続可能な社会の構築に貢献できる人材を育成するため、全学部共通科目として「法政大学数理・データサイエンス・AIプログラム(略称:MDAP: Mathematics, Data science, and AI Program)」リテラシーレベルを2021年9月から、同応用基礎レベルを2022年9月から開講しています。
このたび、昨年8月に認定された「リテラシーレベル」に続いて、「応用基礎レベル」が文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」認定制度によるプログラムとして2023年8月に認定されました。
◆フルオンデマンドで時空間を超えた学び
全学プログラムの授業はフルオンデマンドで開講しています。市ケ谷・多摩・小金井の3キャンパスの学生が、教室という空間や時間割という授業時間の制約がなく、自分のペースで学ぶことができるのが大きな特徴です。これは本学が進める法政DXイニシアティブプロジェクト(副学長の下、本学の教育活動のDX化を推進するプロジェクト)の一環となる新しい試みです。
◆オープンバッジ(サティフィケート)で成果を見える化
本プログラム修了者には、修了を証明するものとしてサティフィケート(リテラシーレベル・応用基礎レベル)をデジタル証明書(オープンバッジ)として授与します。これらのサティフィケートは従来の成績証明書では十分に表せなかった学修成果について可視化を図るもので、就職活動や大学院進学での活用が期待されています。
◆法政大学データサイエンスセンター
本学ではMDAP科目の運営及び質保証を行うために「法政大学データサイエンスセンター」を設置しています。本センターはデータサイエンスやAIを専門とする教員が結集しており、プログラムの運営以外にも、データサイエンスやAIをキーとして、学生と社会をつなぎ本学の目指す「実践知教育」を推進するために学生への働きかけやイベントの実施など様々な活動をしています。
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