国際リニアコライダー(ILC)の誘致実現を見据えた技術セミナーは28日、盛岡市の県工業技術センターで開かれた。医療をテーマに現場の取り組みや課題を共有し、加速器技術を応用した発展の可能性を探った。
オンラインを併用し、約90人が参加。岩手医大の小川彰理事長が遠隔医療や医療分野の製品開発について講演した。遠隔医療は医師偏在が課題の本県に有効とした上で、機械やシステムの導入コストが高いと指摘。「技術開発やブラッシュアップが必要だ。皆さんの力を借りて岩手を遠隔医療の中心地にしたい」とし、ILC関連技術の応用も含めた医療分野の発展に期待した。
医療用ガス製造供給の北良(北上市)の笠井健社長は東日本大震災を教訓にした災害への備えについて講演。ソフトウエア製品開発のコージーラボジャパン(東京都)の内田和秀・制御システムエンジニアは医療用加速器への参入事例を紹介した。
セミナーはいわて加速器関連産業研究会、岩手医大が主催した。
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