韓国メディアET Newsが、Samsung Displayは2024年から量産が始まるBMWの新型高級セダン向け車載用OLEDディスプレイを供給する契約を締結したと報じました。
車載用OLEDディスプレイ市場はLG Displayが大きなシェアを獲得しており、2024年にiPad ProやMacBook Proに搭載されると噂の2層・スタック型OLEDディスプレイを製造中です。
400万枚の車載用OLEDディスプレイ供給締結
Samsung DisplayがBMWとの間で締結した供給契約では、同社は2024年から6年〜7年にわたり、合計400万枚のOLEDディスプレイを供給する予定です。
車載用ディスプレイの分野ではLG Displayが金額ベースで90%の市場を獲得しており、この契約をきっかけにSamsung DisplayはBMW以外の欧州自動車メーカーからの受注も目指しているとET Newsは伝えています。
iPad Pro向けOLEDディスプレイに技術応用か
LG Displayが車載用として供給中の2層・スタック型OLEDディスプレイは、2024年にiPad ProやMacBook Proに搭載されると噂されています。
2層・スタック型OLEDディスプレイの製造においてSamsung Displayは出遅れているとみられていることから、同社は今後、開発を加速し製造ラインを構築すると思われます。
Source:ET News, DigiTimes
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)
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