福井の書店に開店2時間以上前から
2020年12月5日 午前7時10分社会現象を巻き起こした吾峠呼世晴さん作の人気漫画「鬼滅の刃」の最終巻となる23巻が12月4日発売され、福井県内の書店でも待ち望んでいたファンが次々と買い求めた。版元の集英社によると、23巻は初版395万部を発行し、1巻からの累計発行部数(電子版を含む)が1億2千万部を突破した。
福井市二の宮5丁目のスーパーカボス新二の宮店では、開店2時間以上前の午前7時すぎから店舗前に並ぶ人も。同9時半の開店時には30人以上が“全集中”していたという。
店舗では1千冊以上を入荷。売れ足の速さを想定し、特設コーナーは設けず、1、2階のレジ前で販売した。コミック担当を約5年間務めている店員(43)は「ここまでの入荷数と(売れ行きの)勢いは初めて」と驚いた様子。開店2時間足らずで200冊以上が売れたという。
同市の会社員女性(30)は「ずっとこの日を待っていた。仕事前に買いに来ちゃいました」と笑顔で店を後にした。
漫画誌「週刊少年ジャンプ」での連載は5月に完結。23巻には、吾峠さんが描いた未公開シーン14ページ分などが収録され、注目を集めている。吾峠さんは最終巻で、読者に感謝の言葉を寄せた。
3千冊以上を準備した東京都渋谷区の「SHIBUYA TSUTAYA」では、開店前から30人ほどが並び、平積みの棚に脇目も振らず向かった。千代田区の大型書店「丸善丸の内本店」では、開店前からスーツ姿のサラリーマンら70人以上が並び、開店と同時に売り場に長い列ができた。
全国紙5紙の4日付朝刊は記念広告を4ページずつ掲載。「夜は明ける。想(おも)いは不滅。」の文字と共に、主要15キャラクターが各紙に3人ずつ登場。各キャラの名ぜりふも取り上げた。
公開中のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」も大ヒットし、単行本の売れ行きを伸ばす要因となっている。
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