怪談社は、糸柳寿昭氏と上間月貴氏の両名を中心に怪談実話を蒐集し、トークイベントや書籍の刊行を行う団体だ。その二人が全国各地の忌み地、いわくつき物件を中心に取材。その情報を作家・福澤徹三氏が書き起こしたのが、怪談実話集『忌み地』『忌み地 弐』(講談社文庫)である。同書から選りすぐりの怪談実話をお届けする。

心霊ビデオ
その日の午後、上間は上野公園で取材をしていた。
特に対象は決まっておらず、ひまそうな人物に声をかける。飛び込みで民家を訪ねるときとちがって、ストレートに怪談実話を集めているのを明かす。
それだけでは不審に思われるので怪談社の資料を見せるが、知っているというひとはまれだ。しかしその日は四十代なかばの男性に声をかけると、
「怪談社、知ってますよ」
笑顔でそういった。
「ぼく怪談が大好きなんで、本も読みました」
上間は礼をいってから本題に入って、
「ご自分で体験されたことはないですか」
「あります。二〇〇〇年代のはじめ頃、あちこちの心霊スポットにいってまして」
当時はレンタルビデオ店で、ドキュメンタリー風の心霊ビデオが人気があった。
一般から投稿された映像や取材した映像といった触れ込みだが、実際に投稿された映像はすくなくフェイクも多かった。
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November 21, 2020 at 04:04AM
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心霊ビデオ撮影にハマった男性、夜のアパートで彼を襲った「忌まわしき事件」 - 現代ビジネス
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