27日夜に最終回が放送されたTBS系日曜劇場「半沢直樹」の番組平均世帯視聴率が関東地区で32.7%だったと、ビデオリサーチが28日、発表した。2013年に放送された前シリーズの「半沢直樹」の最終回が記録した、平成のドラマで1位に当たる42.2%(関東地区)を上回ることはできなかったが、30%の分厚い壁を軽々と突破した。
関西は平均34.7%
最近は10%前後の視聴率のドラマが多い中で、「半沢直樹」は7月19日の初回放送で22.0%(同)と、いきなり20%超。時々、数字を下げた回もあったが、20%を一度も割ることなく数字を伸ばし、最終回前の第9話は24.6%を記録していた。
関東地区の個人視聴率も21.5%と大台の20%台に。瞬間最高は半沢直樹(堺雅人)と宿敵の大和田(香川照之)が半沢の辞表を巡り“ラストバトル”を繰り広げた場面で、世帯視聴率が35.8%(午後10時2分)、個人視聴率が23.4%(午後10時2、3、5分)だった。
シリーズ全体の平均視聴率も世帯が24.7%、個人が15.4%と記録的な数字をたたき出した。
各地の番組平均世帯視聴率は札幌地区が34.4%、名古屋地区が33.0%、関西地区が34.7%、北部九州地区が32.1%で、主要地域でいずれも30%台を記録した。
今シリーズの「半沢直樹」は、東京セントラル証券に出向を命じられた半沢が、大手IT企業「電脳雑伎集団」による「東京スパイラル」の大型買収案件を巡り、古巣の東京中央銀行と対立する「第1部」と、東京中央銀行に復帰した半沢が帝国航空の再建を中野渡頭取(北大路欣也)から任される「第2部」で構成。回を追うごとに、出演者の熱演が話題となり、性別や世代を問わず反響を呼んでいた。
最終回では、帝国航空の再建を巡り衝突した箕部幹事長(柄本明)の不正の証拠を見つけた半沢の「1000倍返し」がさく裂。前シリーズ最終回で半沢が中野渡頭取から出向を命じられた理由も明らかになるなど、伏線も回収され、大団円を迎えた。【佐々本浩材】
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